2023年1月、FP3級(3級ファイナンシャル・プランニング技能検定)を受けてきました。
学科も実技もFP協会の試験です。
私はJR横浜線淵野辺駅から徒歩12分の青山学院大学相模原キャンパスでした。
勉強の内容については後日記事にしようと思いますが
まずは、これから受ける方や興味がある方に向けて
受検当日の様子や注意点について書きたいと思います。
FP試験は3級でも長丁場
3級だからサクッと早めに終わるのかな~と思いきや
ほぼ一日がかりです。スケジュールはこんな感じ。
学科 集合時間 9:40 試験時間10:00-12:00(120分)
実技 集合時間 13:10 試験時間13:30-14:30(60分)
私は集合時間の1時間前に着きましたが、まだ受検者はまばらでした。
指定された校舎の1階入り口は閉まっていたのですが
周りをぐるぐるしていたら2階の入り口から入れてしまったので
フロア中央にある休憩スペースのような場所で勉強していました。
周りには同じように入ってきた受検者が数人。
会場の係員さん同士が小声で
「え?受検者入ってきていいの?一回建物から出てもらう?」
と戸惑っておられましたが
結局、教室内でなければ、居てもOKということになりました。
集合時間までそこで勉強。
教室内は3人掛けの机に2人で座ります。
真ん中の椅子は使用しないで下さいとのこと。荷物は自分の椅子の下に置きます。
受検票、本人確認のための証明書類、
筆記用具(ペンケースは不可)、電卓、時計以外のものはバッグにしまいます。
ただし、中身の見えるペットボトルは置いてもOK。
私は1月に受けましたが、教室はエアコンが効きすぎていて、
半袖Tシャツ1枚でも大丈夫なくらいでした。すぐ薄着になれる服装をおすすめします。
学科終了後の待ち時間が長い
学科は見直しをしても1時間かからず解けるはずです。
試験時間2時間は長すぎるような…。
開始後1時間から退室可能なので、多くの人が退室していました。
そしてポイントなのが、学科終了後から実技開始までの待ち時間が長いこと。
学科を1時間で退室した人は、待ち時間が2時間以上…。
フロア中央にテーブルと椅子がある休憩スペースがありましたが
20~30人くらいしか座れないのですぐにいっぱいに。
多くの人は、階段や床に座り込んだりしていました。
(学科の時間が終わってから教室内には入れますが、
実技試験準備のためにすぐ退室せねばならず、教室にはずっと滞在できないのです)
駅前まで外食しにいく猛者もいるようですが
殆どの人は持参の昼食を階段や寒い屋外で食べる…という感じで
ちょっとそれが要対策なのでは?感じました。
空いているスペースを休憩用に開放してくれたら嬉しいのに…と思いました。
というわけで、待ち場所を過ごす場所の問題はあるなと思いましたが
待ち時間が長い=たっぷり最後の勉強をする時間がある、ということです。
私の場合、この時間に見直したことが、実技試験に出ましたので、ラッキーでした。
いずれにせよ、この待ち時間をムダにしてはいけません!
実技試験は退室不可
学科と実技は別々に、もしくはどちらかだけ受検することができますので
実技も同じ席でいいのかな?と少し疑問に思いましたが…ハイ、同じ席でした。
実技試験は1時間で、退室はできません。
ゆっくり見直しすることを考えると、1時間でちょうどよいと感じました。
上位試験ですと電卓の音が焦りを募らせる…と聞きましたが
それほどバシバシ叩いている人はいませんでした。
学科試験で場にも慣れていたので、リラックスして受けることができました。
その他気づいたこと
✔1月の試験はとても寒いです
今回は運よく集合時間前に建物内に入れましたが、会場によっては
外で待つことも考えられます。
寒さに弱い人は、カイロなど対策グッズを持参をおすすめします。
✔「HBの鉛筆またはシャープペンシル」を使うよう、問題用紙に指示がありました
これはBじゃないか!なんて試験官に咎められることはなさそうですが
きっとマークシートが読み取りやすいからだと思います。
私は以前、別のテストでマークしやすいように、と4Bの鉛筆を持っていきました。
…が、
粒子が柔らかすぎて、消しゴムのカスを払ったときにこすれたのか
解答用紙が薄黒くなり焦ったことがありました。
マークの〇はそれほど大きくないので
HBのシャープペンシルでもストレスありません。
さいごに
自己採点では、合格点が取れていてほっとしました。合格発表は3月上旬です。
会場には若い方からご年配の方まで、いろんな世代の方が集まっていて
「こんなに同じ勉強をしてきた仲間がいるんだ!」と嬉しくなりました。
FP試験は年々注目度がアップしているようで
駅までの道のりは受検者たちが車道にあふれて
(警備員さん誘導ありがとうございました)
駅に着いてもホームはラッシュか?というほどの盛況っぷり。
年々難化していたり、問題の傾向が変わったりという声も聞きます。
3級はそれほど構えずに受けられる国家資格だと思いますので、
気になる方は気軽に受けてみてください。